卸業態で展示会での受注を、今までは絵型に手書きでお客様から頂いた絵型（受注）を自社のスタッフで集計し、基幹システムに受注入力を行っている状態でした。初回注文時期には、入力に2名で1週間かけて行っているような状態でした。
この状態を何とかしたいと相談したところ、BカートというBtoBの受発注業務をEC化するクラウドサービスを提案していただき、展示会の受注をWEBの絵型に変更し、お客様にそちらから入力していただく形を取りました。
今では90％のお客様にデータ入力を頂けており、受注入力業務はほとんど無くなりました。
追加発注のフォロー受注に関しても、こちらから入力しオーダーを頂けるように整備し、今では全ての受注業務をデータで行うことが出来ているので、受注業務が非常に楽になりました。

EC市場に進出して行きたかったのですが、全くノウハウがなかったので、どの様に進めれば良いのか分からず、トミーズコーポレーションに相談を行いました。この時は自社の公式ECサイトの構築でしたが、ECカートの提案から制作部分まで、全て一貫して提案をして頂き、商品の撮影に関してもトミーズコーポレーションさんにお願いし、全ての部分をトータルでお願いしました。
ECサイトには、アパレルに特化した販売カートであるfutureshopを提案してくれました。
これにより、アパレル製品の販売によくあるポイント制度や、シーズン毎の販促イベントなども行うことができ、他社との差別化を図ることができています。今でもずっと活用しています。
商品撮影も、モデルの手配からコーディネート撮影の準備など、分からないことだらけでしたが、トミーズコーポレーションさんのサポートのおかげで、問題なく対応することができました。
もちろん、ECで販売した商品の発送もトミーズコーポレーションさんにお願いしています。

ECを開始する際に、販売在庫はBtoBとBtoCで分けないといけないと思っていましたが、トミーズコーポレーションの仕組みで在庫一元管理を提案していただき、EC開始時期から在庫一元管理で運用できたため、機会損失を出すことなく商品を最大限に販売することができました。
BtoBの受注管理はBカートで行い、BtoCの受注管理は公式サイトの他に楽天ファッションやZOZOTOWNにも出店していたため、ネクストエンジンも使用し複数店舗の在庫を連動して管理していました。これらを基幹システムで管理している状態で、非常に複雑な構造でした。
しかし、トミーズコーポレーションはこれらの仕組みと自社開発のWMSを連動させて在庫一元管理を実現させてくれました。
おかげで、BtoBでもBtoCでも最大限に商品を販売することができました。