アメリカの有名カトラリーメーカーの日本法人として開業し、物流に関しては全くの素人状態でスタートしました。商品は既に本国で多数の販売実績があり、売れることは確信していましたので、しっかりとした物流体制を構築することが最大の課題でした。その中で、インターネットでトミーズコーポレーションを見つけ、問い合わせたところ、通関業務から最終の発送までをすべてお願いすることができました。また、在庫に関しても、初めからBtoB・BtoCの在庫を一元で管理することができました。これにより、非常に効率的な物流体制で最高のスタートを切ることができました。おかげで、日本での販売状況も右肩上がりに成長を続けています。

スタート当初は、物流機能に加えて受注管理や在庫管理の仕組みも全く整備されていませんでしたが、トミーズコーポレーションのクラウド型WMS「BEELOGI」を提案していただき、受注管理と在庫管理をこちらの仕組みで構築いたしました。「BEELOGI」に注文データを入力し、倉庫管理・発送を行い、出荷実績データを会計ソフトに取り込む形で運用しています。データ連携も非常にスムーズに行えていて、大満足です。

弊社が物流をアウトソーシングするにあたり、最大の課題となったのが商品の販売単位です。お皿やグラスなどの食器類・カトラリー商品は、業務用にはケース・ボール単位で販売し、BtoCに向けてはピース単位で販売を行いたいと考えていました。そのため、それに対応できる物流アウトソーシング先を探すことが課題でした。トミーズコーポレーションに相談したところ、在庫管理システムの「BEELOGI」と連動させるツールを開発してくれました。これにより、入荷時に各販売単位のJANコードを取得し、同一商品であってもケース・ボール・ピースの3つのJANコードで管理を行うことで、共通在庫で販売することが可能となりました。これにより、在庫一元管理で様々な単位で販売できるようになり、販売力を強化することができました。