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2021/11/15 カテゴリ:物流業務について

【経営者向け】失敗しないアパレル物流会社の選び方!特徴やポイントを解説


アパレル物流の選び方

ファストファッションが台頭してから、日本のアパレル産業は年々厳しくなってきていると言われています。そこで近年、アパレルの経営者に注目され始めたのが物流のアウトソーシング。自社の物流を外部に委託することで、企画や販促といったコア業務に集中することができたり、物流のコストダウンが見込めるメリットがあります。

しかし、委託先の物流会社選びは難しく、実際アウトソーシングに失敗している会社も少なくありません。

そこで今回は、アパレル物流のアウトソーシングを検討している経営者の方向けに、失敗しない物流会社の選び方を紹介します。

アパレル物流とは

アパレル物流とはその名の通り、アパレルに特化した物流のことを言います。アパレルはもちろん、商材が違えばその商材に適した物流が求められます。

例えば、食品だと保管設備として冷蔵・冷凍倉庫が必要です。その他、化粧品であれば物流倉庫で「化粧品製造許可」を取得している必要があります。ではアパレルに特化した物流とは一体何でしょうか。

次にアパレル物流の特徴について解説します。

アパレル物流の特徴

アパレルに適した保管

まず、アパレルでは以下の3つの保管方法があります。
三つの保管方法

ケース保管・・・段ボールケースで入荷した商品をそのままパレットで保管します。
ピース保管・・・段ボールケースで入荷した商品を棚入れして、ピース単位(1点ずつ)で保管します。
ハンガー保管・・・折りジワがつかないようにハンガーに吊るした状態で保管します。

ケース保管

BtoB(卸)などでは稀に、入荷した状態(段ボールケース)のまま保管し、出荷することがあります。また、BtoC(小売)では、キャリー在庫と呼ばれるようにベーシック商品などが売れ残った場合、来年に再販するために期を越して保管することがあります。

それらの場合は段ボールケースに入った状態でパレットに載せて保管します。限られたスペースで多くの商品を効率的に保管するためには、パレットラックやネステナーを使って高積みする必要があり、高さのある倉庫が求められます。

ピース保管

BtoCの場合は、小口出荷が基本となりますので、段ボールケースで入荷した商品はバラして、棚で保管することになります。1点ずつ管理していくことから、ピース保管と呼ばれます。

アパレルの場合は、「巣箱(すばこ)」と呼ばれる強化段ボール素材の棚で保管されることが多いです。巣箱はパレット上で重ねて設置することができるため、フォークリフトやハンドリフトで容易に移動できるメリットがあります。

靴など重量がある商品の場合は、強度が高いラックで保管します。
巣箱保管とラック保管

ハンガー保管

スーツなどの商品はもちろん、高価格帯の商品であれば、折ジワがつくと商品価値が下がってしまうため、ハンガーに吊るした状態で保管されます。アパレル特有の保管方法で、多数のハンガーラックが必要になります。

季節で変わる保管スペース

季節で変わる保管スペース
アパレルはシーズン性のある商材です。春夏秋冬それぞれに適した商品が生産されることから、様々な種類の商品が保管されます。

例えば、春夏ではシャツやブラウスなど軽衣料が中心になりますが、秋冬ではコートやダウンなどの重衣料の比率が上がります。当然、秋冬の商品の方が体積は増します。

そのため、同じ在庫数でも春夏と秋冬では、保管するために必要なスペースは異なります。

多品種小ロット、SKU単位での在庫管理

ピッキング作業イメージ
アパレルは商品数はもちろん、カラーやサイズといったバリエーションが多い商材です。そのため、SKUと呼ばれる最小単位で管理する必要があり、在庫管理の難易度が高いと言えます。

(例)1つの品番にカラーが3色、サイズがSMLと3サイズあった場合は、SKU数は9になります。

SKU単位で正しく在庫管理ができていないと、出荷の際に間違った商品をピッキングしてしまう可能性があり、誤出荷が生まれる原因となります。

アパレル特有の流通加工

最後、アパレルは単に保管するだけではなく、物流倉庫で流通加工が必要になるケースが多いです。特にメーカーや卸はその傾向が強いです。以下アパレルの流通加工の種類を紹介します。

検品・・・汚れやほつれなどB品に該当する商品がないか、主には目視でチェックします。
検針・・・コンベア検針機やX線検査機を用いて、商品に針が混入していないかチェックします。
加工・・・ミシンでブランドネームや洗濯ネームを付けたり、ロックスを用いて下げ札を取り付けます。
補修・・・B品をA品に格上げするために補修したり、折ジワを取るためにプレス(アイロンがけ)します。

検品

検品風景
近年では、ほとんどの商品が中国や東南アジアといった国々で生産されており、そのまま海外で検品されることが通例です。しかし、日本の小売の中には、国内の指定検品所を通した商品でないと、取引しない会社もあり、そのような場合は日本に輸入してから国内で検品します。

その他、日本に輸入してから商品に問題が発覚することもあり、その場合は日本で検品した方が早く、また価格的にも安くつきます。

検針

X線検査機
生産時には時折、使用していた針が折れることもあり、生産後、商品に針が混入していないかチェックする必要があります。検針も基本的には検品と同じで、通常は海外で実施されますが、納品先から指定があれば日本の指定検品所を通します。

ただ、針の混入に関しては、消費者にケガをさせてしまう可能性があったり、取引先との取引が停止してしまうなどリスクが一段と高いです。そのため、特別な理由がない場合でも、リスク低減を目的に海外と国内の両方で検針されることもあります。

一般的な衣料品であれば、金属の混入を音で警告してくれるコンベア検針機を使用します。鞄など元々金属が使用されている商品にはX線検査機で画像によるチェックを行います。

加工

ミシン加工
先ほどアパレルは海外で生産されることが大半と説明しましたが、加工は少し違います。というのも、メーカーや卸の場合は、海外で生産した商品は日本に入荷後、卸先ごとにブランドタグを付けます。

生産こそ、それなりのロット数のため海外工場も日本の企業を受け入れてくれますが、細かな作業になってくると断る工場も多く、結果的に日本で対応せざるを得ない状況になります。

補修

最後、検品でB品判定が下された商品はA品に格上げするために補修を行います。

例えば、汚れのある商品は染み抜きガンという専用の道具を用いて汚れを取ります。その他、ニットの場合は、編み不良や飛び込み不良、縫製不良など様々な不良が発生しますが、主には熟練のスタッフが手作業で補修します。

その他、一部の商品では実店舗に並べる前に折ジワを取る場合もあります。その場合はプレス(アイロンがけ)を施してから、ハンガー納品と呼ばれるように、ハンガーラックに吊るした状態で出荷します。

アパレル物流会社を選ぶ5つのポイント

ポイント
アパレル物流の特徴を理解したところで、次は実際に自社の物流をアウトソーシングする際に参考になる5つのポイントを紹介します。

アパレル物流の実績があるか

コンベア検針機
大前提、商材としてアパレルの経験がある物流会社から選んでください。

アパレル物流の特徴でも紹介したように、アパレルは在庫管理の難易度が高いです。商品に適した保管方法を選定したり、SKU単位で細かく在庫管理する必要があります。また、突発的に流通加工が必要になるケースも多いです。

そのようなノウハウがない物流会社に委託してしまうと、御出荷が頻発したり、物流コストが膨れ上がる結果となり、アウトソーシングとしては失敗する結果となります。

EC物流の実績があるか

ビーロジスキャン
自社のビジネスがECであれば、EC物流に実績がある物流会社を選定しましょう。特にECモールやECカートなどのECシステムと強い連携が取れるWMS(倉庫管理システム)を持っている会社が望ましいです。

その他、ラッピングや熨斗(のし)などの流通加工が発生するのもEC物流の特徴と言えるでしょう。そのため、流通加工に対応しているかどうかもチェックしてください。

BtoB、BtoCの在庫一元管理が可能か

在庫一元管理のメリット
近年ではメーカーが小売に参入するDtoCも活発になってきています。そのため、自社がBtoBとBtoCの両方のビジネスを展開している場合は、両方に実績がある物流会社を選ぶようにしましょう。

中でも、BtoB在庫とBtoC在庫を一元管理してくれる物流会社がおすすめです。物流拠点が集約されることから、コストダウンができたり、両方の在庫から引き当てが可能になるため、機会損失を未然に防ぐことができます。

ファッション撮影の対応が可能か

服の撮影
自社に撮影のノウハウがなければ、ファッション撮影に対応している物流会社を選びましょう。

実績のある物流会社であれば、カメラマンはもちろん、モデル、ヘアメイク、スタジオを一気通貫で手配してくれるため、手間が省けます。

中には倉庫に撮影スタジオを併設している物流会社もあります。そのような会社に撮影を依頼すれば、商品入荷後、すぐにプレスして撮影を開始してくれます。撮影後、採寸まで対応してくれる会社であれば、ECサイトに商品を登録するまでのリードタイムを大幅に短縮することができます。

撮影に対応していない物流会社より、いざという時に依頼できる物流会社の方が何かとメリットがあるため、物流のアウトソーシング先で迷った場合は、比較ポイントとして参考にしてみてください。

倉庫見学が可能か

物流倉庫の見学
最後、「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、アウトソーシングする前に、実際の物流現場を見た方が良いです。自社の商品がどのような環境で保管され、出荷されるのか自分の目で確認することで、イメージと現実のギャップを無くすことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?アパレル物流の特徴や、アウトソーシングする際の物流会社の選び方についてご理解いただけたのではないでしょうか。

弊社トミーズコーポレーションはアパレル物流に25年の実績がある物流会社です。アパレル商材の保管はもちろん、流通加工にも豊富な実績がございます。

また、BtoB、BtoC問わず対応することが可能で、近年では在庫の一元管理も提唱しています。

さらにはECに特化したクラウドWMS「BEELOGI(ビーロジ)」を導入していることから、ありとあらゆるECシステムと連携することが可能です。

それ以外にも、大型の撮影スタジオを保有していることから、物撮り、モデル撮影問わず、ご依頼いただけます。カメラマンはもちろん、モデル、ヘアメイクの手配もワンストップで承りますので、ご安心ください。

アパレル物流のアウトソーシングをご検討の際には、まずは一度、弊社までお気軽にお問合せください。

アパレル物流をアウトソーシングするならトミーズコーポレーション

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