先入れ先出しとは?メリットとデメリット、導入方法について解説
皆様は「先入れ先出し」という言葉を聞いたことがありますか?「先入れ先出し」(First-In First-Out、略してFIFO)は、特に賞味期限や消費期限のある食品を取り扱うスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで、不可欠な在庫管理方法として知られています。この「先入れ先出し」は、先に入荷した商品を優先して出荷する仕組みであり、食品だけでなく、医薬品、化粧品、さらには化学製品や電子部品といった消費期限や品質保持が重要な商材にも広く適用されています。
さらに、この「先入れ先出し」は、物流倉庫においても多くの企業が採用している重要な在庫管理の手法です。物流業界では、特に倉庫での保管や流通の効率化において、「先入れ先出し」を導入することで、商品ロスや廃棄を未然に防ぎ、商品品質の維持が可能となります。しかしながら、導入にはメリットだけでなく、特定のデメリットや運用上の課題も存在します。
そこで本日は、物流倉庫や店舗運営において重要視される「先入れ先出し」について、そのメリットやデメリット、導入方法について詳しく解説していきます。特に、どのようにして「先入れ先出し」を効果的に活用できるかについても、具体例を交えながらご紹介いたします。
目次
先入れ先出しとは
「先入れ先出し」(FIFO:First-In First-Out)とは、物流管理において、先に入荷した商品を後から入荷した商品よりも先に出荷する在庫管理手法のことです。この手法は、特に食品業界や医薬品業界において、賞味期限や消費期限が重要な商品の品質維持やロスの削減を目的として広く採用されています。食品業界では、さらに3分の1ルールが導入されており、消費期限切れ商品の流通を防ぐ仕組みが構築されています。
3分の1ルールとは?
「3分の1ルール」とは、食品の製造日から消費期限までの期間を3等分し、次の3つの期間に分けて管理する業界基準です。
最初の3分の1の期間
この期間内に、卸売業者は商品を小売店に納品しなければなりません。これを「納品期限」と呼びます。
次の3分の1の期間
この期間は、小売店が商品を店頭に並べて販売してもよい期間であり、「販売期限」と呼ばれます。
最後の3分の1の期間
この期間は、消費者がその食品を購入後、品質を保った状態で消費できる期間です。これが「消費期限」または「賞味期限」に相当します。
つまり、消費者に届く時点では、消費期限までの残り時間が十分に確保されている状態が保証される仕組みです。このルールにより、消費期限が切れる商品が消費者の手に渡ることは極めて少なくなります。
また、このルールは、消費者が商品を購入後に十分な消費期限が残っている状態を確保し、消費者満足度を維持するためのルールです。消費者が商品を手に取ったときに、期限切れが迫っている商品が多い場合、信頼性を損ねるリスクがあるため、3分の1ルールはこうした問題を防止します。
ただし、このルールが適用されていても、先入れ先出しを正確に行わないと、店舗や倉庫内で古い在庫が滞留し、消費期限が迫った商品が店頭に並んでしまうリスクがあります。「先入れ先出し」を徹底することで、このようなリスクを回避し、商品の鮮度を常に保つことが可能です。
日本語で「先入れ先出し」と表現されるこの手法は、効率的な在庫管理の基本となる考え方であり、保管されている商品の鮮度や品質を保つために欠かせません。3分の1ルールにより、消費者に届く時点で消費期限が十分に残っていることが保証されているものの、在庫のローテーションを適切に管理しないと、古い在庫が倉庫内に滞留し、無駄な廃棄が発生するリスクが高まります。
「先入れ先出し」は、単に古い在庫から順番に出荷するだけではなく、正確な在庫ローテーションや期限管理の仕組みを伴うものです。これにより、消費期限が短い商品が滞留するリスクを最小限に抑え、品質低下を防ぎます。この手法は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの小売業において特に重要視されていますが、実はそれだけでなく、物流倉庫や製造業でも積極的に活用されています。食品以外にも、医薬品や健康食品、化学製品、電子部品など、消費期限や使用期限が設定された製品にも広く応用されており、品質管理の基盤となっています。
先入れ先出しが重要視される理由
「先入れ先出し」がなぜこれほど重要視されるのか、その理由は、商品の鮮度や品質を確実に管理し、消費者の信頼を守るためです。特に食品業界では、「3分の1ルール」が適用されており、消費期限が近づいた商品が流通するリスクを抑える仕組みが導入されています。
具体的には、食品をはじめ、医薬品、健康食品、化学製品、電子部品といった多くの商品には、消費期限や使用期限が設定されています。これらの商品は、時間が経つにつれて品質が劣化するため、「先入れ先出し」によって、古い商品を優先して出荷し、期限が迫った商品の流通を防ぐことが重要です。特に医薬品においては、使用期限が過ぎた商品が流通すると人体に危険を及ぼす可能性があるため、企業の社会的責任としても、その管理を徹底する必要があります。
さらに、「先入れ先出し」の導入により、物流プロセス全体の効率化も実現します。古い在庫を適切に処理することで、無駄な在庫廃棄が減少し、廃棄コストの削減にも繋がります。結果的に、企業は無駄なコストを削減しつつ、環境負荷の低減にも貢献でき、同時に商品品質を高く維持することで消費者満足度の向上にも寄与します。
特に以下の点において「先入れ先出し」が重要です
消費者保護
消費期限や使用期限が切れた商品が流通するリスクを未然に防ぎ、消費者に安全で高品質な商品を提供することができます。これは、企業の信頼性を守るためにも重要です。
在庫廃棄の削減
期限切れによる商品の廃棄を防ぐことで、廃棄にかかるコストや時間の無駄を削減します。これにより、企業の利益率を向上させるとともに、環境への影響も最小限に抑えられます。
鮮度と品質の維持
常に新鮮で品質の良い商品を顧客に届けることで、消費者の満足度が向上し、リピート購入や口コミによる新規顧客の獲得に繋がります。特に生鮮食品や医薬品など、品質が販売に直結する商品では、この効果が顕著です。
このように、「先入れ先出し」は単なる在庫管理の手法ではなく、企業の運営全体において非常に重要な役割を果たします。特に、品質が時間と共に劣化する商品を取り扱う業界では、「先入れ先出し」を徹底することが、企業の信頼を守り、顧客満足を向上させるための必須条件となります。
先入れ先出しのメリット
「先入れ先出し」には、多くのメリットがあります。この手法を適切に運用することで、商品の鮮度や品質の維持、在庫ロスの削減、さらには企業の信頼性向上など、さまざまな面で効果を発揮します。特に、消費期限や使用期限が設定されている食品や医薬品などでは、「先入れ先出し」を徹底することで、古い在庫が倉庫や店舗に滞留せず、常に新しい状態の商品を消費者に届けることが可能です。
さらに、この手法は、単に商品の回転を促進するだけでなく、在庫管理の効率向上や無駄な廃棄の防止といった経済的メリットももたらします。
こうした多面的なメリットが、「先入れ先出し」を食品業界や物流業界における重要な在庫管理手法として位置付けています。
常に鮮度の高い商品の流通が可能
製品には消費期限や使用期限が設定されている場合があり、たとえ消費期限内であっても、期限が近づくにつれて製品の品質は次第に低下します。食品や医薬品業界においては特に、鮮度や品質が消費者に与える影響が大きいため、できるだけ新しい状態の製品を市場に流通させることが重要です。
「先入れ先出し」により、常に新しい商品が提供されることで、消費者は安心して製品を購入することができます。特に食品業界では、3分の1ルールによって、消費者に届く時点で十分な消費期限が確保されていますが、さらに「先入れ先出し」を実施することで、商品が店頭や倉庫で滞留せず、常に新鮮な商品が流通します。これにより、消費者は安心して品質の高い商品を手に取ることができます。
店舗に新鮮で品質の高い商品が揃うことで、顧客満足度が向上し、店舗に対する信頼が高まります。その結果、口コミやSNSでの高評価に繋がり、評判の良いお店として認知される可能性が高まります。こうした良い評判は、新規顧客の獲得やリピーターの増加に直結し、最終的には売上拡大に貢献するでしょう。したがって、「先入れ先出し」を正しく運用することは、顧客の信頼を築くために極めて重要です。
消費期限切れによるクレームを防止
「先入れ先出し」を正確に実施しないと、消費期限が切れた商品が流通するリスクが高まります。これは、企業のブランドイメージを大きく損ない、消費者や取引先からのクレームに発展する可能性があります。特に、消費者が消費期限や使用期限の切れた商品を購入してしまうと、顧客は不快感を抱き、企業に対する信頼を失う恐れがあります。
3分の1ルールが適用されているとはいえ、管理が不十分であれば、期限切れの商品が店頭に並んでしまうことがあります。クレームを受けると、単に謝罪だけでなく、場合によっては損害賠償や健康被害に関連する重大なリスクも伴います。特に、食品の消費期限切れが原因で食中毒などの健康被害が発生した場合、企業に対する信頼は一気に失墜します。
現代の情報化社会では、このような問題がSNSやネットニュースを通じて瞬時に拡散され、企業の評判を大きく損ねる可能性があります。これらの悪評は短期間で広がる一方、後から修正することは非常に困難で、長期的なイメージダウンに繋がりかねません。このようなリスクを回避するためにも、「先入れ先出し」を徹底することが必要です。定期的な在庫確認と消費期限管理を怠らず、ミスを未然に防ぐことが企業の信頼維持には不可欠です。
消費期限切れによる在庫破棄を防止
消費期限が過ぎた商品の廃棄は、企業にとって大きなコスト負担となります。店頭に並んでいる商品だけでなく、バックヤードや倉庫で保管されている商品が消費期限を迎えてしまうことも珍しくありません。消費期限切れの商品は当然廃棄しなければならず、その廃棄処理コストや、仕入れた商品を売ることができなかった機会損失が発生します。
「先入れ先出し」を徹底することで、こうした無駄な廃棄を防ぎ、コスト削減に貢献します。3分の1ルールにより、店舗に納品される段階では十分な消費期限が確保されていますが、それでも「先入れ先出し」を行わなければ、期限が迫った商品が売れ残り、廃棄が必要になるリスクがあります。先に仕入れた商品を確実に先に出荷することで、在庫管理の効率を高め、廃棄やロスを最小限に抑えることが可能です。
また、廃棄を最小限にすることで、環境面での負荷を軽減し、持続可能な企業活動に貢献できます。こうした取り組みは、環境配慮への評価を高める要素にもなり、企業のCSR(企業の社会的責任)の一環としても注目されます。
さらに、コスト削減により、浮いたリソースをマーケティングや販促活動に再投資することが可能になります。例えば、消費者向けキャンペーンを強化したり、より効果的なマーケティング戦略に予算を充てることで、売上拡大を目指すことができるでしょう。
先入れ先出しのデメリット
「先入れ先出し」は在庫管理の手法として多くのメリットをもたらしますが、導入や運用に際しては、一定のデメリットや課題も存在します。これらのデメリットを正しく理解し、適切に対応することで、効率的な運用が実現可能です。
消費期限やロット管理が必要
「先入れ先出し」を正確に実施するためには、入庫した商品の消費期限やロット番号を正確に管理する必要があります。商品が多岐にわたる場合や、複数の異なる期限の商品が同時に保管される場合、どの商品を優先して出荷すべきかを間違えないようにするためには、適切な管理が不可欠です。もし、これらの管理が曖昧になると、出荷時にどの在庫を先に出すべきかの判断が困難になり、結果として「先入れ先出し」のルールが守られないことになります。
アナログ管理(手作業での帳簿記録やエクセル表など)だと、特に手間が増えるだけでなく、ヒューマンエラーが発生するリスクも高まります。例えば、消費期限を記録し忘れたり、誤って新しい商品を先に出荷してしまうなどのミスが起こりやすくなります。これを防ぐためには、バーコード等を活用した自動化された倉庫管理システム(WMS:Warehouse Management System)を導入することが推奨されますが、これもまた導入コストやシステムの運用に伴う課題が出てくる可能性があります。
専用の什器・マテハンが必要
「先入れ先出し」を効率的に運用するためには、それに適した什器やマテハン(マテリアルハンドリング機器)が必要です。たとえば、ピッキング作業を円滑に進めるためのピックラックや、古い在庫を優先的に取り出すための回転式棚などが挙げられます。これらの什器は商品を整然と配置し、先入れ先出しを物理的に実現するために重要な役割を果たしますが、物によっては導入コストが高額になる場合があります。
また、導入後もメンテナンスや適切な配置が必要です。商品の種類や倉庫の規模に応じて、什器やマテハンの導入を検討する際には、初期投資や保守費用を考慮に入れることが必要です。特に、中小企業や在庫規模が限られている場合には、これらの導入が大きな負担となり、簡単には導入できないという現実的な課題もあります。さらに、什器が適切に配置されていない場合、かえって作業効率が低下する可能性もあるため、慎重な計画が求められます。
作業量・保管スペースの増大
「先入れ先出し」を徹底するためには、通常の在庫管理以上に手間がかかります。単に商品を保管するだけではなく、古い商品を優先的に取り出す仕組みが必要です。特に、パレットに積まれた段ボールの中から古いものを探し出す場合、上層の段ボールを一度取り除く作業が発生することがあります。これにより、作業時間が増加し、作業員の負担が大きくなる可能性があります。
この問題を解決するために、専用の什器やマテハンを導入すれば、効率は向上しますが、それには保管スペースの拡張が必要となることが多いです。例えば、パレットに積まれた商品を順序よく取り出すためのラックや流動ラックを設置する場合、通常よりも広いスペースが必要になります。結果的に、単に商品を積み上げるだけの保管よりも保管効率が低下することが懸念されます。
さらに、倉庫のレイアウトを変更する際にも、専用什器の設置場所や動線の確保を考慮する必要があり、これが倉庫全体の運用効率に影響を与える可能性もあります。特に、ピッキング作業が増える業種では、商品を探す時間や移動距離が増加することで、作業全体の効率が低下するリスクが高まります。
先入れ先出しの実現方法
フリーロケーションを導入する
「フリーロケーション」とは、商品の保管場所を固定せず、入庫時のロットや消費期限、製品の特性に応じて柔軟にロケーションを管理する方法です。これに対し、「固定ロケーション」は、商品番号や品番ごとにあらかじめ決められた場所に商品を保管する仕組みです。しかし、固定ロケーションだと、新旧のロットや消費期限が混在してしまい、正確に「先入れ先出し」を行うことが難しくなります。
フリーロケーションでは、入荷日やロット番号、消費期限などの基準に基づいて保管場所を自由に設定できるため、期限管理やローテーションがしやすくなり、「先入れ先出し」が確実に実行できます。特に、消費期限が短い商品や多品種少量生産の商品を扱う倉庫では、この方法が非常に有効です。また、フリーロケーションは保管スペースの効率化にも貢献し、商品の入れ替え時に最適なスペースを活用することができるため、倉庫全体の収納効率が向上します。
さらに、次に紹介するWMS(倉庫管理システム)と連携することで、入庫時に商品情報をスキャンし、最適なロケーションを自動的に登録することができ、管理の効率性が大幅にアップします。
WMS(倉庫管理システム)の導入
「先入れ先出し」を確実に実現するためには、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)の導入が効果的です。WMSは、商品の入出庫、ロケーション管理、ピッキング、在庫管理、さらには棚卸しまで、倉庫業務全般をデジタルで一元管理するシステムです。
特にバーコードを利用した管理が可能で、商品に添付されたバーコードをハンディーターミナルでスキャンすることで、商品番号、入荷日、消費期限、使用期限、製造日などの情報に瞬時にアクセスできます。これにより、出荷時には自動的に古い商品が優先的にピッキングされるよう指示が出るため、作業者が特に意識しなくても「先入れ先出し」がスムーズに実行されます。
WMSを導入することで、次のようなメリットが得られます
在庫精度の向上
商品のロット管理や消費期限管理がデジタル化されるため、誤った在庫情報によるミスが減少します。特に手作業での記録や確認が必要なアナログ管理と比較して、正確性が格段に向上します。
ピッキング効率の向上
WMSは、どの商品をどの順番でピッキングすべきかを自動で判断し、作業指示を出します。これにより、ピッキング作業者は迷うことなく効率的に商品を取り出せるため、作業時間を短縮できます。
コスト削減とリードタイム短縮
正確な在庫管理により、期限切れや破棄のリスクが軽減され、無駄なコストを削減できます。また、ピッキング作業の効率化によってリードタイムが短縮され、出荷までの時間を大幅に短くすることが可能です。
WMSの導入には初期コストがかかるものの、長期的には作業効率や在庫管理の精度が向上するため、企業にとっては大きなメリットとなります。
ピックラックの導入
「ピックラック」は、勾配のついたローラーレールが組み込まれた流動ラックで、特に「先入れ先出し」を効率的に実行するために設計された什器です。このラックの特長は、後方から新しい商品を補充すると、重力により前方に古い商品が自動的に流れる構造になっていることです。この仕組みにより、ピッキング作業者は常に前方に出ている古い商品から取り出すことができるため、自然に「先入れ先出し」が実現されます。
このピックラックは、特にコンビニエンスストアの飲料水コーナーのような、短時間での商品の回転が求められる環境で活躍します。倉庫や店舗でピックラックを導入することで、ピッキング作業の効率化が図れ、作業者が倉庫内を歩き回る必要がなくなるため、労働時間の削減にも貢献します。
また、デジタルピッキングシステムと組み合わせることで、ピッキング作業の生産性がさらに向上します。これにより、ピッキングのミスが減少し、効率的な商品出荷が可能になります。特に単品通販や小ロット商品を扱う倉庫では、ピックラックの導入により、保管効率と作業効率の両方が大幅に向上します。さらに、ピックラックはスペースを有効活用できるため、導線を削減し、倉庫の全体的な保管効率も向上します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「先入れ先出し」は、取り扱う商材によっては必須ともいえる在庫管理手法です。特に賞味期限や使用期限のある商品を取り扱う業界では、品質管理や無駄な廃棄の削減、そして顧客満足度の向上において重要な役割を果たします。「先入れ先出し」を徹底することで、企業は消費者に常に高品質な商品を提供できるだけでなく、ブランド価値を維持し、さらにコスト削減にも繋がるでしょう。
しかし、「先入れ先出し」を手動で徹底するには限界があり、ミスや非効率が生じることがあります。そこで、WMS(倉庫管理システム)を導入することで、この運用を効率化し、正確性を確保することが非常に重要です。特に、在庫管理の自動化やデジタル化を進めることで、ピッキングミスや消費期限管理のミスを最小限に抑えることができます。
弊社トミーズコーポレーションが提供するクラウドWMS「BEELOGI(ビーロジ)」は、まさに「先入れ先出し」を効率的に実現するための強力なツールです。「BEELOGI」は、消費期限管理機能やロット管理機能を備えており、これにより古い在庫を優先して出荷することが容易になります。これだけでなく、当社は単なるシステム会社ではなく、長年にわたり物流倉庫業を実践してきた経験とノウハウを活かして、このWMSを開発しました。そのため、実務でのニーズに即した使い勝手の良い機能が豊富に備わっています。
さらに、「BEELOGI」はクラウド型で提供されるため、初期導入コストが抑えられていることも特長です。ハンディーターミナルには、使いやすいスマートフォン端末を採用しており、運用の開始もスムーズです。これにより、初めてWMSを導入する企業や、コストを抑えながらも効果的に「先入れ先出し」を実現したい企業にとって、非常に適したソリューションとなっています。
「先入れ先出し」の運用をよりスムーズかつ効果的に行いたいとお考えの方は、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。業界で培ったノウハウを元に、最適な在庫管理方法をご提案いたします。
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