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TOPスタッフブログ倉庫業務について荷合わせ検品の重要性と実施方法を解説します

公開日: 2020/07/10

荷合わせ検品の重要性と実施方法を解説します

カテゴリ:倉庫業務について

積み込み

荷合わせという言葉を聞いたことはありますか?実はこれがとても重要で物流倉庫からトラックに荷物を積み込みする際の一歩手前の作業となりますため、こちらの作業にミスがでると大変なことになります。本日は荷合わせの重要性を改めて確認するとともに、その方法を解説いたします。

荷合わせ検品とは

荷合わせ検品とは複数の作業場から用意された荷物を出荷先ごとにアソートする際に検品することを言います。出荷先ごとに正しい荷物が振り分けられているか、正しい数量かを確認することで未然に誤出荷を防ぎます。トラックに積み込みする際の検品ということもあって積み込み検品と呼ばれることもあります。積み込み検品と呼ぶ際にはトラックの積み込み方法まで指示をする場合もあります。

荷合わせ検品の重要性

先ほども述べたように荷合わせ検品でミスが発生すると誤出荷を発生させてしまう原因になります。出荷先Aと出荷先Bの荷物を間違えて発送してしまった場合は、間違った荷物が届くことになるので、どちらの出荷先にも迷惑がかかります。また、出荷間違い以外にもよくあるミスの例として積み忘れがあります。積み込みエリアに正しい数の荷物を置いておかないと、トラックのドライバーはその事実を知らないまま去っていってしまいます。まずは荷合わせ検品を正しく実施することが重要なのです。

荷合わせ検品の方法

荷合わせ検品の方法はいたってシンプルです。出庫の際に出力した出荷指示ラベルや出荷リストをそのまま活用します。もしくは、出荷指示データをもとに作成した荷合わせ用データから、荷合わせ検品リストや積み込み検品リストを出力して使用します。

出荷指示ラベルや出荷指示バーコードの活用

荷合わせリスト
荷合わせ用データと出荷ラベル、出荷リストの情報を突き合わせ、荷合わせエリアに過不足なく荷物が集まっているかを照合します。この仕組みで運用すれば、作業者は出荷ラベルや出荷リストに印字された荷合わせエリアに該当する荷物を集めればよいのでとても簡単です。集めたあとはその出荷ラベルや出荷リストに印字された出荷指示バーコードをスキャンし、荷合わせデータと照合します。予定と実績が一致せずに過不足がある場合は警告を出します。

荷合わせ検品リストを生成する際の工夫

可能であればトラック配送時の荷下ろしの逆順で積み込みます。そうすることにより配送時の荷おろしの効率化が図れます。そのため、荷合わせ検品リストは配送順番の逆順で記載します。

積み込み検品

積み込み検品という表現をするなら、さらに必要な検品があります。荷合わせ検品を終えた荷物が正しい数量でトラックに積み込まれているか、もしくは積み込みの際に間違ったトラックに積み込まれていないかを確認するための検品です。誤出荷が発生した場合、責任の範囲を明確にする必要があるため、ドライバーと一緒に検品する場合があります。積み込み用の検品リストを用い、ハンディーターミナルで検品すれば正しい積み込みが実現できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?いくら入荷検品やピッキングを間違いなく処理しても最後のトラック積み込み時にミスが発生してしまっては意味がありません。そのため、物流倉庫は最初から最後まで徹底した管理が必要になります。トミーズコーポレーションでは長年培ったノウハウをもとに誤出荷の少ない、高品質物流を実現しています。物流倉庫をお探しの場合は、まずは一度トミーズコーポレーションをご検討ください。

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