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公開日: 2016/03/14

画像の基本:拡張子編

カテゴリ:EC通販業務について

パソコン

ECサイトの商品登録で欠かせないのが、「画像」です。
どの商材でもですが、特にアパレル=ファッションは見た目が大事ですので、色味もレイアウトも気を遣います。

さて、トミーズでは撮影した商品写真の「画像加工」を扱っていますが、今回はWeb(=ECサイト)で使われる画像の基本についてご紹介いたします。

JPG、PNG、GIFって何?

なんらかの画像ファイルをDLし、フォルダで見た時、末尾に.jpgや.pngと言った文字がありませんか?
それは「拡張子」と言います。画像以外だと.zip(圧縮フォルダ)、.exe(主にWinで実行できるプログラム)などがあります。

主に画像で使われるのは「jpg」「gif」「png」です。
それ以外にもありますが、一般的なECサイトの商品登録で使われるのは上記3つが主流です。

jpg

「ジェイペグ」と読みます。「jpeg」とも書きます。どちらも意味は同じです。
ECサイトでは、確実と言って良いほど扱う形式です。
豊富な色数を使う商品写真やモデル写真でも、自然で綺麗なグラデーションも再現できます。
それでいて圧縮率(=ファイルの軽さ)を調整できるので、比較的大きな画像でも軽く仕上げることができます。
しかし、圧縮するほど画像は粗くなり、また一回上書き保存するごとに画像を圧縮するため、品質は劣化していきます。
なのでこの形式で保存するのは、編集も終えて最後に出力する、という時だけが一番ですね。

gif

「ジフ」と読みます。正式には「Graphics Interchange Format」と書きます。
扱えるのは256色以下と言う制限がありますが、jpgと違って透明背景を使えますので、角丸を使ったメニュー用のボタンの画像など、色数が少なく済む部分によく使われています。
しかし過去に特許問題が持ち上がり、一時期は利用者が減少しました。その代わりに用いられるようになったのが、後述の同じ特性を持ったpngです。
特許はすでに失効済ですが、ブロードバンドが主体になった現在では、単なる装飾画像などはより色数の多いpngが主流となっています。
しかし容量制限のあるバナー広告のファイルや、アニメーション画像の軽量化など、軽さを求める場合には最適な形式として定着しています。

png

「ピング」と読みます。正式には「Portable Network Graphics」と書きます。
前述のgifが特許問題で揺れた際、その代用として普及しました。
ですがjpgのような圧縮形式ではなく、それでいてgifよりずっと豊富な色数を扱えますので、まさに良い所取りの万能な画像形式と言えます。
ただ、その代わりに、基本的に画像の容量は重くなってしまいます。概念的に圧縮が存在しないので、jpgのように圧縮度を調整することはできません。

まとめ

細かい説明になりましたが、
大雑把に分けると、jpg=商品画像、gif=装飾やボタン・簡易アニメ、png=gifより繊細な装飾やボタンなど…
ともあれグラデが多く1ページに使う画像が大きくて多い場合はjpg、それ以外はgifやpngと、大まかに分かれている状態ですね。もちろん例外もあります。
ですが違いを分かっていると、自分で作業する時はもちろんのこと、写真撮影や画像加工をアウトソーシングする際もより的確に把握・指示ができます。
ご参考程度に、頭の隅っこにでもとどめておいていただければ幸いです。

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