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TOPスタッフブログ会社案内【動画公開】第3回:越境EC成功の鍵!「2つの配送体制」徹底比較と最適解の選び方

公開日: 2025/12/05
更新日: 2025/12/08

【動画公開】第3回:越境EC成功の鍵!「2つの配送体制」徹底比較と最適解の選び方

カテゴリ:会社案内

いつも弊社のコンテンツをご覧いただきありがとうございます。
物流情報チャンネル「トミーズ物流TIMES」の第3回目の動画を公開しました。

越境ECでは、商品の魅力や広告戦略と同様に、「どう届けるか」= 物流設計が利益率を大きく左右します。
今回の動画では、越境ECで検討される主要な2つの配送体制を徹底比較し、事業フェーズに応じた最適解を分かりやすく解説しています。

動画はこちらからご覧いただけます

この記事でわかること

  • 越境ECで採用される2つの配送体制の違い
  • コスト・リードタイム・在庫リスクの明確な比較
  • 事業フェーズによる最適な選択基準
  • 失敗しない物流設計の判断軸

越境ECにおける「2つの配送体制」

越境ECの物流構造は、大きく以下の2つに分類できます。


① 日本発送型(ローリスク戦略)

【概要】
国内倉庫から海外のお客様へ直接国際配送するモデル

【メリット】

  • 在庫を国内で一元管理できる
  • 売れ残りの転用が容易
  • 在庫リスクが低い

【デメリット】

  • 1件あたりの国際運賃が高くなる
  • 配送リードタイムが長くなる

【適しているケース】

  • 越境EC立ち上げ初期
  • 注文量が少ないフェーズ
  • 対象国が多数に分散している場合

② 海外拠点型(スピード・コスト追求)

【概要】
商品をまとめて海外倉庫へ輸送し、現地配送網で発送するモデル

【メリット】

  • 配送スピードが圧倒的に早い
  • 1件あたり送料を大幅に削減
  • 現地配送体制により顧客満足度が向上しやすい

【デメリット】

  • 海外で在庫リスクを負う必要がある
  • 税制・表示義務・規制への対応が必須

【適しているケース】

  • 注文数が安定・増加しているフェーズ
  • 特定の国・エリアに集中して販売している場合
  • 配送リードタイムが競争優位の源泉になる商材

フェーズ別の簡単な結論

事業状況 おすすめ体制
立ち上げ〜少量販売 日本発送型
注文量が増加し始める 状況に応じて併用
単一国でまとまった販売 海外拠点型

相談が多い“迷いどころ”の例

  • 月800〜2,000件程度の中間ボリューム
  • メインの販売国はあるが、他国からも注文が入る
  • SKU数が多く、動きが細い商品構成
  • 国内販売との在庫連携も維持したい

このような状態は、判断を誤ると以下のようなリスクにつながります。

  • 不良在庫・滞留在庫の発生
  • リードタイム遅延による顧客クレーム
  • 回送や返品に伴う物流コスト増加

最適な物流設計を考える際のチェックポイント

・販売国の分布(単一国か、多数か)
・商品の単価・サイズ・重量
・在庫リスクへの許容度
・注文ボリュームとその変動性


越境EC物流のご相談について

トミーズコーポレーションでは、

  • 日本発送型の国際配送
  • 海外拠点型の現地フルフィルメント

の両体制に対応しており、

  • 物流コストの試算・見直し
  • 配送リードタイムの短縮
  • 在庫リスクの最適化

といったテーマに合わせて、最適な物流ソリューションをご提案いたします。

まずは無料相談する
越境ECの配送コスト・在庫戦略を最適化します

越境ECの物流方針でお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
今後も、「トミーズ物流TIMES」では現場目線の情報をお届けしてまいります。

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