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公開日: 2016/02/01

通販物流における課題とは?

カテゴリ:EC通販業務について

ネットワーク

世の中にインターネットが普及してからというもの、ECの市場規模は拡大し続けています。EC市場規模の拡大に合わせ、現在、ネット上にはたくさんのオンラインショップが増えています。
人口減少に伴い日本全体の市場規模は減少しているにも関わらずEC市場が拡大し続けている背景には、「インターネットの利便性」があります。インターネットを利用するECであれば、ネット環境さえあればいつでもどこでも利用できることから多くの支持を集めているのです。

とはいえ、オンラインショップならではの悩みもいくつかあげられます。
今回は、そんなオンラインショップならではの悩みや、その解決法についてご紹介します。

オンラインショップならではの悩み

在庫を抱える

現在、ネット上にはたくさんのオンラインショップがあります。こうしたオンラインショップには、共通して見られるいくつかの「悩み」があげられます。

在庫管理

まず1つ目の悩みとして、「在庫管理」があげられます。オンラインショップの中には、複数のオンラインモールに出店しているショップも多数あります。1つの店舗で受注があった場合、他店舗の在庫を調整する必要があるものの、システムが整っていなければ正確な在庫管理は困難です。ECに加え実店舗も抱えている場合には、ECでの在庫管理と共に実店舗での在庫管理も必要となり、更に困難を極めます。
このように在庫管理が複雑化すると、誤出荷や欠品する可能性が高くなりクレームも殺到するようになります。クレームが多いと信用も落ちしてしまい、売上低下に繋がります。
また、在庫を抱えるショップに「棚卸し」は欠かせません。月末や決算期に棚卸しをするショップは多く、毎週のように棚卸しをしているところもあります。棚卸しは多くの手間と時間を要し、多大な労力を使います。また、取り扱う商品や在庫の数が多ければ多いほど、大変な作業となります。

受注管理

2つ目の悩みとして、「受注管理」があげられます。複数のオンラインモールを運営していれば、在庫管理と同じく受注管理も複雑化します。各店舗から受注メールが届くのはもちろんのこと、送信メールも店舗ごとに送らなければなりません。それらを間違えてしまうと誤出荷や欠品にも繋がり、クレームや信用低下の原因となります。
また、受注がくると物流倉庫から出荷する必要があります。キャンペーンやセールなどの繁忙期であれば、出荷に追われて残業が続いてしまうケースもめずらしくありません。

セール

商品管理

3つ目の悩みとして、「商品管理」があげられます。ほとんどのオンラインショップでは、シーズンごとにキャンペーンやセールなどイベントを実施します。セールやキャンペーンを行う際には、その都度商品情報を編集する必要があります。編集には多くの手間と時間を要するため、イベントが近づくと毎日のように残業するケースも少なくありません。

顧客対応

4つ目の悩みとして、「顧客対応」があげられます。オンラインショップには、「いつでもどこでも利用できる」という利用者側のメリットと、「運営費や人件費などさまざまなコスト削減が可能」という運営者側の利点があります。オンラインショップには多くのメリットがあるものの、その一方で「細やかな顧客対応が困難」という課題もあります。実店舗などでの直接的な接客であれば、お客様の年齢や性別、好みに合わせて適切な対応ができ、新規顧客の獲得やリピーター増に繋げられます。しかしオンラインショップではお客様を直接見ることができず、融通の利いた細やかな接客が困難となります。そのため、新規顧客やリピーターの獲得が難しいのです。

オンラインショップの売上を伸ばすためには

右肩上がりのグラフ

オンラインショップで売上を伸ばすための近道といえば、「店舗数」を増やすことです。オンラインモールへの出店数や実店舗数を増やすことで、売上が上がる場合もあります。
とはいえ、ただ単に店舗数を増やすだけでは必ずしも売上が伸びる訳ではありません。上記の通り、店舗数が増えると運営が複雑化します。複雑化すると物流倉庫からの誤出荷や欠品が多くなり、結果的に顧客を逃してしまうことにも繋がってしまいます。また、複数ある店舗の中でも売上の高い店舗に対応が集中してしまい、他店舗経営の意味がなくなってしまうなどさまざまな悪循環に繋がってしまうのです。

オンラインショップで確実に売上を伸ばすためには、店舗数を増やし、なおかつ全店舗に注力する必要があります。とはいえ、店舗数が増えると運営が複雑化してしまう……。抱える店舗数が多い中で全店舗に注力するためには、ECに特化した物流のアウトソーシングが効果的です。
次回は、オンラインショップで売上を伸ばすためのEC物流における課題の解決策についてご紹介します。

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