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公開日: 2016/04/11

スマホから見るEC市場。意外な落とし穴とは?

カテゴリ:EC通販業務について

スマホ市場

総務省がまとめている「平成26年:通信利用動向調査」によると、インターネットの利用者はそろそろピークに来ているようにも感じられます。
EC決済のグラフ

しかし、スマートフォンの割合はいかがでしょうか?
パソコンの減少とは対照的に急激な伸びを記録しています。
ec決済のグラフ2

※赤い線グラフがスマートフォンです。

近年急速に伸びているスマートフォンとの付き合い方に悩まされている会社様もまだまだ多くいらっしゃるのではないでしょうか。お店によっては、お客様割合がスマホ7割・PC3割というのも不思議ではありません。

「スマホ対策がネットショップの売上を上げるための重要なカギです。」
昨年はどこのセミナーに行ってもそんな内容のセミナーばかりでした。

スマホで売上をあげる方法はいろいろと囁かれています。特にSNSを筆頭としたアプリからの流入はスマホ特有のものであり、このアプリ市場を無視しては売上がたたない分野もでてきております。ただ、そのようなテクニカルなマーケティング戦略も重要ですが、意外に見落とされているのがこちらです。

インターネットで購入する際の決済方法

ecの決済イメージ
1位 クレジットカード決済
2位 代金引換
3位 コンビニエンスストア決済
4位 銀行・郵便局等の金融機関の窓口、ATMからの振込・振替
5位 ネットバンキングによる振込
6位 通信料金・プロバイダ料金への上乗せ支払い
7位 電子マネーによる支払(Edy・Suica等)
8位 現金書留・為替・小切手による支払
9位 その他

クレジットカード決済や代金引換は導入していても、コンビニ決済を導入していないショップも意外に多かったりします。割合でいうと代金引換とさほど変わりません。コンビニ決済を好んで多用する人が、もし決済画面でコンビニ決済が無いことを知った時にどのような行動に移るでしょうか?可能性としては以下の二つです。

A)コンビニ決済がなければ、他の決済を利用する
B)コンビニ決済がなければ、同じような商品を他の店舗で探して購入する

店舗側としてAパターンなら問題ありませんが、お客様がBパターンのような行動に移ってしまったら大問題です。せっかく広告費をかけて連れてきたお客様が決済画面で離脱してしまうわけです。

(えっそんなお客様なんているの?)

と思われた方も少なくはありません。しかし、お客様が決済方法を選ぶのにはいろいろな理由があります。

「クレジットカードをインターネットで利用するのは怖いから銀行振込でしか買わない。」
「代金引換はお金を用意して待っていなければいけないから面倒だ。」
「明日が父親の誕生日で、今日頼んで明日には欲しいから、銀行振込ではなくすぐに発送可能な代金引換を使いたい。」
「過去に不良品が届いたことがあって、店舗対応が悪いショップで返品作業が面倒だった。先に品物を見てからじゃないと怖いので後払い決済を利用したい。」など

いろいろなお客様がいろいろな理由で決済方法を選択されるため、選択肢はひとつでも多いことにこしたことはありません。
もし、上記で導入していない決済方法がある場合は導入を検討してみてはいかがでしょうか?また、今後でてくるアプリ連動型の新しい決済方法にも注視する必要があると思います。

参考:平成26年通信利用動向調査の結果

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